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DiDi Food沖縄は8月4日にサービス開始。同業他社「市場が拡大する」と歓迎

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DiDiフードジャパンは、那覇市や宜野湾市、浦添市、豊見城市、南風原町など人口が多い地域でサービスを展開する予定です。

当初は7月中旬を予定していましたが、新型コロナウイルス蔓延防止、配達員確保等の観点から8月4日にサービス開始の延期を決定しました。

県内飲食店との加盟店数は非公表ですが、居酒屋やカフェなどとの提携を計画しています。

配達員パートナーを募集中で、6月13日までに配達パートナーを1人紹介するごとに4千円をプレゼントするなど「お友達紹介キャンペーン」を実施しています。

担当者は「県民に愛されるメニューを取りそろえ、ナンバーワンのサービスを目指したい」と言っています。

県内の宅配事業者も市場拡大を期待しています。

「出前館」の宅配事業を担うカツデリは「中食需要」で注文は増えているが、配達員の人手が足りないといいます。

照屋秀人社長は「配達員は他社の宅配業と掛け持ちしている場合が多い。DiDiの参入で配達員も増えるのではないか」とみています。

 

ツーボックス沖縄支社が運営する宅配サイト「ツボデリ」は、昨年5月に県内で事業を始め、現在100店舗以上の飲食店と提携しています。竹内学支社長は「ウーバーイーツが参入したときも、客は流れなかった。同業他社が増えることでデリバリー業界の認知度も広がる」と話しています。