こんにちは、モビリティサービスの専門ブログ「モビリティ ジャパン」の管理人じぇいぴーです。
モビリティサービスの進化は日々目を見張るものがありますね。
その中でも、近年日本の都心部での移動手段として注目を浴びているのが電動キックボードです。
今回は特に話題の「LUUP(ループ)」というサービスに焦点を当ててみたいと思います。
LUUPは、都市部の短距離移動をスマートに、そしてエコロジカルにサポートする電動キックボードのレンタルサービスを提供しています。
スマートフォン一つで手軽に利用できるこのサービスは、今後日本観光地で、観光に訪れる人々を中心に広がっていくことが予測されています。
上記のアイキャッチ画像のように露出の多い恰好で乗ったらあぶないぞ
この記事のタイトルにある通り、LUUPの電動キックボードでは運転免許証が不要となりました。
以下では、2023年7月の法改正を中心にLUUPご利用時の注意点について、わかりやすく体系的にご説明いたします。
LUUPの招待コードは、「RF6B3ZM3」です。是非ご利用ください!
目次
キャンペーン
❶ 友達紹介キャンペーン
LUUPでは、通常は30分無料のクーポンが貰える「お友達紹介キャンペーン」を開催していますが、2024年2月現在、期間限定でパワーアップしており、3,000円分(1,000円×3枚)のクーポンが貰える「あたるーぷ」キャンペーンが開催されています。
■キャンペーン名
友達紹介キャンペーン
■特典
招待した人:30分無料
招待された人:30分無料
※ あたるーぷキャンペーンなど、他のキャンペーンが優先する場合があります。
■招待コード(紹介コード)
RF6B3ZM3
※ 初めてLUUPをご利用の方は、クーポンが貰えますので、是非じぇいぴーの招待コードをご利用ください。
■概要
通常のキャンペーンです。
❷ 新サブスクプラン
月額980円でご加入いただいたユーザーは、30分ごとに200円の料金でLUUPをご利用いただけるプランです。
なお、サブスクプランに加入していても、通常料金の方が安くなるライドについては、通常料金が適用されます。
■提供開始日時 2024年3月1日(金)昼12時
■料金
月額料金:980円(税込)
ライド料金:30分ごとに200円(税込)
※通常料金の方が安い場合は通常料金を適用
例:5分利用した場合
通常料金(ライド基本料金50円+1分ごとに15円):125円
新サブスク(30分ごとに200円):200円
↓
通常料金125円が適用されます。
■加入方法
LUUPアプリ内からご加入いただけます。
■新サブスクプラン対象地域
東京、大阪、京都、横浜、神戸、名古屋、広島、仙台
※上記地域の全てのライドが対象です。
※宇都宮など、上記以外の地域は対象外です。
❸ ポート限定クーポン
LUUPのアプリの地図上に、上記のような黄色いバッチのついたピンが現れることがあります。
このピンをタップして、上記のように値引き内容が表示されるポート(置場)からライドを開始すると、ライド開始時に無料や値引きのクーポンが付与されます。
【ご注意点】
- クーポンは対象のポートから「出発」する場合にのみ付与されます。「返却」では付与されませんのでご注意ください。
- 料金の値引きはライド終了時に自動で計算されます。
- 他のキャンペーンが開催中であったり、他のクーポンをお持ちの場合、そちらが優先的に適用される場合がございます。
- このポートは一定の時間限定です。ライド開始直前に値引き対象ではなくなってしまうことがありますので、あらかじめご注意ください。
お得なポートを見つけるとラッキーね
電動キックボード「LUUP」とは?
概要・サービス内容
LUUPは、スマホアプリを利用して都市内の移動をサポートする新しい選択肢です。
街中に設置された「ポート」というハブを拠点として、電動アシスト自転車や電動キックボードのシェアリングサービスを提供しています。
LUUPの目的
LUUPは、街中の各所を「駅前」のように活性化させることを目的としています。
これにより人々の体験を拡大し、全ての年齢層が安全に移動できる未来のインフラの構築を目指しています。
運営会社
LUUPは、東京都千代田区に本社を構える株式会社Luupが運営しています。代表取締役社長は岡井大輝氏で、2023年10月5日時点の資本金は100万円です。
提供地域
2023年10月現在、東京23区の一部、横浜市中区・西区・神奈川区(電動キックボードのみ)、大阪市、京都市、近畿大学東大阪キャンパス(電動キックボードのみ)、宇都宮市、神戸市でサービスを提供しています。
利用可能車両
電動アシスト自転車
使用車両は、LUUP Cycle Lite(ループサイクル・ライト)という自社開発の車両が使用されています。
カゴとスマホホルダーが付き、白ベースの車両にすることで視認性が向上した新型の電動アシスト自転車は、2022年6月より実施していた試験導入を経て、提供台数を大幅に増やし本格提供を開始しました。
2022年10月末にLUUPの電動アシスト自転車のほぼ全てが新しいモデルの車両となりました。
電動キックボード
概要
2022年2月にLUUPの電動キックボードの新しいデザインが発表され、さらに2023年7月に新たな機能が追加されました。
背景
夜間のライド時に、黒いボディの電動キックボードは暗闇に溶け込んでしまい、他の車両や歩行者に認識されにくいという課題がありました。
新デザイン
機体の上部を白く、下部をLUUPのブランドカラーであるLUUP GREENに変更しました。これにより、LUUPの電動キックボードとしてすぐにわかるデザインになりました。
走行ルール
LUUPの電動キックボードは小型特殊自動車として扱われます。原付とは異なるルールでの走行が必要となります。制限速度やヘルメットの着用、二段階右折のルールなどが異なります。
リニューアルのポイント
センタースタンドの導入
スタンドの位置をサイドからセンターに変更しました。これにより、安定して停めることができるようになりました。
ウィンカー音の追加
ウィンカーを使用する際に音が鳴るようになりました。これにより、運転者や周囲の方々の安全性が向上しました。
最高速度灯
新しい保安部品である「最高速度表示灯」が搭載されました。
最高速度20km/hモードの時は点灯、6km/hモードの時(特例特定小型原動機付自転車と呼ぶ。以下、「特例特定小型原付」)は点滅し周囲に車両の状態を示します。なお、6km/hモードの搭載は任意となります。
最高速度表示灯は、省庁により搭載までの猶予期間が設けられており、2024年12月までに全台搭載している必要があります。
猶予期間中は、最高速度表示灯がなくても、他の保安基準を満たしているとして性能等確認制度の認定シールが貼られている、あるいは特定小型原付用の新しいナンバープレートを付けていれば、特定小型原付として走行可能となります。
バックミラーの有無
改正法に伴い車両の保安基準に変更がありました。それに伴い、従来の電動キックボードのハンドル部分にあったバックミラーがなくなっています。
あった方がいいんじゃないのかしら
自転車と同じように、走行時は目視で周囲をよく確認して走行しましょう。
6km/時モード
7月1日以降に街中に配備されるLUUPの電動キックボードには、6km/hモードボタンが新たに搭載されます。
6km/hモードの利用場所
このボタンがついている車両を利用する際、自転車が通行可能な標識のある歩道で、6km/hの速度で走行することができます。
主な走行場所
LUUPとしては、車道や自転車専用の通行帯を主な走行場所として推奨しています。ただし、車道が混雑している場合など、歩道を6km/hモードで安全に通行することが推奨されます。
走行モードの変更方法
車両が完全に停止している状態でのみ、走行モードを変更することができます。安全を確認した上で、モードの変更を行ってください。
既存の車両について
6km/hモードボタンが搭載されていない車両は、引き続き歩道での走行が禁止されています。
車両の更新について
現在、既存の車両と新しい6km/hモードを搭載した車両の両方が存在します。順次、新しい車両への入れ替えを進めていきます。
2023年7月1日の道路交通法改正のポイント
最高速度は、2023年7月1日の交通ルール改正以降、車道走行時の最高速度は20km/hに引き上げられました。
車両区分は、2023年7月1日以降、一定の要件を満たす電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」という新しい車両区分に位置付けられました。
免許・年齢制限について、免許は不要ですが、16歳以上でないと乗車はできません。
ヘルメットの 着用は、努力義務となっていますので、必須ではありません。
ヘルメットをかぶった方がいいのはいうまでもないな
走行箇所は、原則として車道です。その他、自転車専用通行帯、自転車道は走行可能です。また、走行可能な標識・表示がある一部の歩道や路側帯では、速度制限6km/h以下での通行が可能です。
右折方法は、2023年7月1日の法改正以降に二段階右折となりました。
降りて歩行者と一緒に横断歩道を通行するのがおすすめじゃ
LUUPの電動キックボードとその他の電動キックボードの違い
LUUPの電動キックボードは、次の点で他の電動キックボードと決定的に異なります。
2022年5月の時点で、日本の道路上で使用可能な電動キックボードは二つのカテゴリーに分けられます。一つは、原動機付自転車(通称:原付)と同じ運転ルールが適用されるタイプ。もう一つは、小型特殊自動車として分類されるタイプです。
LUUPブランドの電動キックボードは、後者の小型特殊自動車カテゴリーに属しています。そのため、原付と同じ運転ルールでの走行は認められていません。
具体的には、最高速度の制限やヘルメットの着用、二段階右折の禁止など、運転に関するルールが異なります。
このような特徴を持つLUUPのキックボードを、他の電動キックボードと区別しやすくするために、デザインのリニューアルが行われました。
よくある質問
改正道路交通法はいつ施行されたの?
A : 2023年7月1日です。
時速6kmと20kmは、どれくらいの速さ?
A : 時速6km=早歩きや電動車椅子と同じくらい、時速20km=自転車と同じくらいです。
主な移動手段の時速と比べてみると、なんとなく想像がつくでしょうか?なお、自転車は漕げば漕ぐほどスピードが出ますので比較はご参考まで。
- 徒歩: 平均時速4~5km
- 早歩き:平均時速6〜7km
- 電動車椅子:最高時速6km
- シティサイクル(いわゆるママチャリ):平均時速4~18km
- 電動アシスト自転車:平均時速10〜17km(アシスト上限時速24km)
- マウンテンバイク:平均時速20〜25km
- ロードバイク:平均時速20〜30km
お酒を飲んでLUUPの車両に乗っても大丈夫ですか?
A : 違法であり、 禁止です。
特定小型原動機付自転車扱いであっても、電動キックボードは車両に該当するため、飲酒運転になり法律違反です。5年以下の懲役又は100万円以下の罰金等が科されます。もちろん、自転車にもお酒を飲んだら乗ることはできません。
逮捕されて、突然外部と連絡が取れなくなって人生が終わるからやめた方がいいわよ
子どもをおんぶしたり、抱っこひもで抱えてLUUPの車両に乗れますか?
A : 禁止です。
2人乗りや子供を背負っての運転はできません。5万円以下の罰金等が科されます。
SNSで炎上する可能性が高いぜ!
ライド中に、携帯電話を手に持って操作することは可能ですか?
A : 禁止です。
ライド中の携帯電話の使用や片手運転は、危険なため不可となります。車両に付いているスマホホルダーをぜひご活用ください。
片手運転は絶対に禁止よ!ほんと簡単にころぶから後ろや横の車に轢かれるわよ
私のLUUPのアプリで、友人が乗ることは可能ですか?
A : 又貸しは禁止です。
各人でアプリに登録し、交通ルールテストに全問正解した上でご利用いただく必要があります。
カップルが横並びで走っても大丈夫ですか?
A : 禁止です。
並走せずに十分な車間距離をとってご利用ください。
歩道で電動キックボードを押して歩くのは違法じゃない?
A : 歩道を押し歩きすることは、問題ありません。
LUUPの電動キックボードを押して歩く場合には歩行者と見なされますので、歩道を通る必要があるときは基本的に車両から降りて、手で押し歩きをしてください。
なお、2023年7月1日(土)より適用された改正道路交通法下での「特定小型原動機付自転車」は、「6km/hモード」の搭載がある車両のみ例外として特定の標識・表示がある一部の歩道や路側帯では、速度制限(6km/h)下で通行可能となります。
「6km/hモード」が搭載がされていない車両の歩道での走行は禁止です。
歩道に入る際には必ず電動キックボードから降りて手で押して歩いてください。
LUUPの電動キックボードに乗るのに免許は必要ですか?
A : 16歳以上であれば運転免許証は不要です。なお、15歳以下は利用不可です。
改正道路交通法の施行後(2023年7月1日以降)は、16歳以上であればどなたでも乗ることができるようになりました。
自分で保険に加入する必要があるのでしょうか?
A : LUUPでは、ご自身で保険加入の手続きをする必要はございません。
Luupでは、自賠責及び任意保険共に、全車両に対して一括加入しており、ユーザーはLUUPのご利用と同時に当該保険の適用対象となります。
任意保険は自動車保険を付保しており、ライド中の事故を対象に、対人・対物賠償責任補償、搭乗者傷害補償があります。
ユーザーは通常の利用料を払っていれば、対人、対物共に一定額まで保険で補償されます。具体的な補償額は以下のURLをご参照ください。
LUUPの電動キックボードとその他の電動キックボードのルールは何が違うの?
現行法における電動キックボードのルールについては、こちらの記事をお読みください。
<LUUPの電動キックボードに乗るために知っておきたい交通ルール>
今回は以上となります。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
じぇいぴー